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61ch 舞妓の言葉

61ch
今回のご紹介は 西尾 久美子さんの著書  舞妓の言葉 です。
舞妓さんは15~18歳ぐらいで置屋 に入り、
1年間仕込みさんとして修行し晴れてお座敷に立てるそうですが、
京都祇園でお座敷に出向かれる方となれば、
政財界の著名人などハイクラスの酸いも甘いも知り尽くしたような
人生の達人をおもてなしするわけで…

そんな年端もいかない子が数年間でマナーや芸妓を身につけ、
達人方と酒席を共にできるようになるとは驚きです!

伝統文化産業のプロフェッショナルとしてどうやって育成するのか⁇
その教えのしくみがこの著書には書かれていました。
舞妓さんをめざす女の子はまずネットでどのような格好をし、
どんな生活をおくるのかなどの情報を手に入れ、お試し体験もあるそうです。

決意を固めると、置屋のおかみさんの元で擬似家族関係を結び
先輩のお姉さん方と生活をスタートします。

第二の母となるお母さんはその女の子に、
数々の教えを深い愛情と共に厳しく伝えていきます。

そのためにもまず 『教えてもらう用意』をするそうです。
教えるには教えられる方に受けとるキモチがあってこそ成立するので、
人に尋ねて助力をもらうことがどれだけ大切なのかが分かると、
現場で教えてもらった多くのことが身についていくのだそうです。


また、京都花街ではお客様の依頼を受けると、
お茶屋のおかみさんが芸舞妓さんをコーディネートし、
集まるメンバーはその都度変わる仕組みになっているそうです。


そんなプロジェクトチームのようなしくみとは初めて知りました (*Θ_Θ*)


『電信棒みても、お頼もうしやす』この言葉は外で会った人に
「あの仕込みさん 生意気だね…」などと思われてしまえば
お座敷に呼んでもらえなくなったり、キャリアにも大きく関わってしまうので
街の人に可愛がってもらうための地固めを教えています。
そうやって多くのことを街中の人から教えてもらい、親元を離れた祇園で育っていきます。


舞妓さんのお着物・髪型・かんざしなどは経験に応じて変わるらしく、
この成長の変化を街全体が家族のように共に見守っているそうです。

やっぱり、何よりも大切なのは舞妓さんになる!という
“夢と教わる決意” なんですね〜!


舞妓Haaaan!!‼  ステキです♡


この桜の季節、もう 舞妓Haaaan!!! になれない私は、おかみさんになれるよう気張ります♪


『舞妓の言葉』写真もいっぱいあってキレイな本です

 

どうぞお試しあれ!